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10)モータースポーツ
ドゥカティは、2003年、マールボロをスポンサーに迎え、4ストロークプロトタイプマシンを携え、MotoGPにカムバックした。スーパーバイク世界選手権では、2007年までの過去20回のシリーズで、12回タイトルを獲得し、マニファクチャラータイトルも8回獲得するなど、確かな実績を作ってきたドゥカティであったが、MotoGPでは挑戦者であり、現にカムバックの2年前からボローニャのレーシング部門でプロジェクトを進行してきた。
MotoGPに使用するマシンは、ドゥカティ伝統の90度Lツインレイアウトとデスモドロミックバルブコントロールを持つブランドニューのV4エンジンを搭載することとなった。このエンジンは、デスモバルブトレインシステムによって制御される16個のバルブを持つことから、イタリア語で16(セディチ)を冠し、デスモセディチと命名された。このデスモドロミックシステムは、バルブ開閉にロッカーアームを使用することにより、すべての回転域において極めて高い精度でエンジンが機能することを可能にしている。
ドゥカティのデスモセディチは、他マニュファクチュラーがアルミニウム製ボックスフレームを採用しているのに対し、スーパーバイクで実績のある鋼管トレリス構造のフレームを採用している。
2007年、MotoGPのレギュレーションは、排気量制限が1,000ccから800ccに変更され、これに伴い、ドゥカティもデスモセディチGP7を投入した。21歳のオージーライダー、ケーシー・ストーナーは、このデスモセディチGP7を駆り、移籍1年目でドゥカティを見事にワールドチャンピオンに導いた。

